![]() 汎用認識インパルスノイズ保護
专利摘要:
近くの、又は非常に強い電源からのインパルスノイズは、デジタル加入者回線上の通信を妨害する。インパルスノイズ源により引き起こされたエラーに対応するには、さまざまな方法がある。リードソロモンコードなどの順方向エラー訂正(FEC)コードが、スクランブリングとインターリービングと共に、小さなエラーを訂正するために使用される。しかし、大きなエラーでは、再送信が好まれる。離散マルチトーン符号のレベルにおいて、データ送信ユニットへ連続識別(SID)を挿入する必要なく再送信が適用可能とされる。さらに、再送信はFECコードのエラー訂正能力を活用するために採用される。最後に、インパルスノイズ保護システムでは、FECコードの冗長を設定するためと、ブランキングを利用可能にするために、インパルスノイズの統計データが利用される。説明される実施例では、インパルスノイズの影響を軽減させるように、再送信とFECとブランキングを活用するために、インパルスノイズの統計データが協調的に使われる。 公开号:JP2011509054A 申请号:JP2010541577 申请日:2009-01-05 公开日:2011-03-17 发明作者:ソーバラ、マッシモ;ツェン、ユェペン;デュバウト、パトリック;ディー ポンス、ジュリアン 申请人:イカノス テクノロジー エルティーディーIkanos Technology Ltd.; IPC主号:H04L1-16
专利说明:
[0001] 本発明は、米国特許法119条により、2008年1月3日に米国において提出された第61/018,887号特許仮出願である“汎用認識インパルスノイズ保護”にもとづくものである。] [0002] 本発明は、デジタル加入者回線(DSL)での映像の展開に関し、特に、非定常状態においても高いサービスの品質(QoS)と顧客の満足体験を維持するために、この分野で悩まされるさまざまな種類のインパルスノイズ対するDSLシステムの保護を著しく向上させるためのものである。] 背景技術 [0003] DSLシステムを含む高帯域幅のシステムにおいては、単一キャリア変調方式およびマルチキャリア変調方式が使われている。DSLおよびワイヤレスなどの他の高帯域幅のシステムにおいては、有線の媒体にはキャリアレス位相振幅変調(CAP)および離散マルチトーン(DMT)、無線通信には直交周波数分割多重方式(OFDM)などの変調方式が使われている。これらの方式の利点は、2Mbps以上のアップストリーム(加入者側からプロバイダー側)や8Mbps以上のダウンストリーム(プロバイダー側から加入者側)の高帯域幅アプリケーションに適していることである。直交位相振幅変調(QAM)は、90度位相角が変化した同一周波数の波、つまり同一周波数のサイン波およびコサイン波を採用することで、同じ周波数でより多くの情報をエンコードする直交位相変調を利用したものである。サイン波とコサイン波は直角であり、データはそれらサイン波とコサイン波の振幅でエンコードされる。よって、直交位相変調を使うことにより、単一周波数で二倍のビットを送信することができる。QAM方式は、V.34などを含む音声帯域のモデム仕様に使われてきた。] [0004] CAPはQAMと類似している。それぞれの方向への送信に、CAPシステムは、4kHz音声帯域以上の同一の周波数の二つのキャリアを使い、それらキャリアのうちの一つはもう一つに対して90度位相角が変化している。CAPは送信装置でビットをエンコードし受信装置でビットをデコードするコンステレーションを使用する。コンステレーション・エンコーダは既知の長さのビット・パターンを特定の大きさおよび位相の正弦波へマッピングする。概念的には、正弦波の位相が複素数の偏角(角度)であり、正弦波の大きさが複素数の大きさであることから、正弦波は複素数に一対一で対応すると理解されており、正弦波は実際の虚数平面上で点として表すことができる。虚数平面上の点は、それらに付随したビット・パターンを持つことができ、これがコンステレーションとして、当業者に知られている。] [0005] DMT方式は、時にOFDMと呼ばれており、QAMのアイデアの一部にもとづいているが、QAMと異なり、二つ以上のコンステレーション・エンコーダを使い、それぞれのエンコーダがエンコードされている一組のビットを受信し、種々の大きさおよび位相の正弦波をアウトプットする。しかしながら、それぞれのコンステレーション・エンコーダには、異なる周波数が使われる。これらの異なるエンコーダからのアウトプットは、一緒にされて、各送信方向の一つのチャネルに送られる。例えば、よくあるDMTシステムは、0kHzから1104kHzまでのスペクトルを、トーン(時にビン、DMTトーン、サブ・チャネルと呼ばれる)と呼ばれる256の細い周波数帯域に分けられる。これらのトーンは、幅が4.3125kHzである。それぞれのトーンの波形は、お互いから完全に分離可能であり、それぞれのトーンで使われる正弦波の周波数は、基本周波数と呼ばれる共通の周波数の倍数でなければならず、さらに、符号の期間τは、基本周波数の期間かその倍数でなければならない。符号の期間中にそれぞれのトーンでのコンステレーションにマッピングされたビット・パターンから成るビット・パターンの集合体は、しばしばDMTシンボルと呼ばれている。このために、ここでは、時間とは、DMTシンボルに関しては、符号の期間を意味するとする。] [0006] 電話回線、電力システムなどのソースから、また雷、稲妻などの自然現象さえからの電磁障害により、デジタル加入者回線(xDSL)システムに、インパルスノイズが生じることがある。インパルスノイズが存在することにより、VDSL(Very High Speed DSL)などの現世代のxDSLシステムにサポートされる映像などのリアルタイム・サービスの信頼性が著しく制限される。特に、インパルスノイズは、物理層の巡回冗長検査(CRC)のエラーや、xDSLシステムのパケットの喪失などを引起こし、そのため、IPTVなどのトリプルプレーサービスに影響を及ぼしている。よって、DSL業界では、インパルスノイズ防止方法の発達と標準化に大きな関心が寄せられている。] [0007] 一般的に、回線上に見られる最もよく見られるインパルスノイズの種類は、反復電気インパルスノイズ(REIN)と高短インパルスノイズ事象(SHINE)である。回線付近の電話回線、蛍光灯、テレビ、PC、ビデオレコーダーの電源、変圧器などからの電磁障害により、電力線の周波数(米国では60Hz、ヨーロッパでは50Hz)に比例した反復する特性を持つインパルスノイズがしばしば引き起こされる。これはREINの一例である。稲妻はSHINEの一例である。] [0008] インパルスノイズに有効である方法を理解するために、DSLに含まれる特定の送信層について、説明する。図1は、DSLコミュニケーションの層を図解している。例として、ここでは、送信装置(TX)152から受信装置(RX)154への送信が説明されており、その送信装置はセントラルオフィス(CO)、その受信装置は加入者宅内機(CPE)となることができる。また、類似的に送信装置がCPEに、受信装置がCOとなることもできる。] 図1 [0009] (TX)152内では、層122は、トランスポート・プロトコル特定−送信収束(TPS−TC)層である。この層では、トランスポート、つまりATMやイーサネット(「イーサネット」は登録商標)のような伝送固有のアプリケーションが実装される。この層は、さらにガンマ・インターフェース上にあるネットワーク・プロセッサ層に分けられることもできる。] [0010] 次の層は、層124であり、物理メディア特定−送信収束(PMS−TC)層である。この層は、ライン上のフレーミング、送信、エラーコントロールを管理する。特に、この層は、リード・ソロモン(RS)コードなどの順方向エラー訂正(FEC)コードを備える。TPS−TCとPMS−TC層間のインターフェースは、アルファ層とされる。RSコードにインターリーブを具備するために(RS−ILV)、PMS−TC層124は、スクランブラ—RSエンコーダ102とインターリーバ104とを備える。DSLの基準は、FECとしてのRSの使用を義務付けている。] [0011] 次の層は、層126であり、物理媒体依存(PMD)層であり、物理(PHY)層ともされる。この層は、ネットワークの物理リンク上を横断するデータをエンコード、変調、送信する。また、ネットワークの物理的シグナル伝達の特徴を定める。特に、逆高速フーリエ変換を利用し、データをシンボルに変換し、トレリスコードをDMTシンボルに変換する。トレリスコードは、さらなるエラー訂正も提供する。PMD層とPMS−TC層間のインターフェースはデルタインターフェースとされる。] [0012] PMD層により処理された後、データは、DSLループ140上に送信され、PMD層136を利用しRX154により受信される。PMD層136の受信能力で、PMD層136は、ネットワークの物理リンク上を横断したデータをデコード、復調、受信する。さらに、PMS−TC層134は、その受信能力で、PMS−TC124によりエンコードされたデータをデコードし、フレーミング・スキームからデータを復元する。特に、PMS−TC124によりエンコードされたデータを復元するために、PMS−TC層134は、デインターリーバ106とデスクランブラ—RSデコーダ108とを備える。最後に、層132は、受信におけるTPS−TC層に対応する部分である。] [0013] 上記のように、レガシーDSLシステムでは、RS−ILVはFECコードとして使われている。この方法での難点は、RS−ILV符号化・スキームに含まれる冗長量がインパルスによって破損したデータの量に比例する、ということである。つまり、許容された最大冗長量では、SHINEなどの長期インパルスノイズによるエラーを訂正するのに不十分である。さらに、RS−ILVコード内の冗長量が増加すると、処理能力が低下する。めったにない長期インパルスノイズが起こった時に対応するために、冗長量を増加させるのは、帯域幅の無駄である。] [0014] 図2は、現在のxDSL基準に開示されているように、PMS−TC層の送信側の詳細を図解している。TPS−TC層からPMS−TC層へ送信されたデータは、二つの待機パスの一つと二つの伝達チャネルの一つを使用することができる。インプット202は、待機パス#0へ指定された第一伝達チャネルのデータを表す。インプット204は、待機パス#0へ指定された第二任意伝達チャネルのデータを表す。インプット206は、待機パス#1へ任意的に指定された第一伝達チャネルのデータを表す。インプット208は、待機パス#1へ任意的に指定された第二伝達チャネルのデータを表す。さらに、PMS−TC層には、埋め込みオペレーション・チャネル(EOC)210、指標ビット(IB)チャネル212、ネットワーク・タイミング・リファレンス(NTR)214が含まれており、それらチャネル210、212、214から受信されたオーバーヘッドデータがマルチプレクサ(MUX)218によって組み合わされる。また、MUX216はインプット202と204を組み合わせることができ、任意待機パス#1の一部であるMUX220はインプット206と208を組み合わせる。MUX222はMUX216のアウトプット、同期バイト、およびMUX218からのオーバーヘッドデータを組み合わせる。同様に、MUX224は、MUX220のアウトプット、同期バイト、およびオーバーヘッドデータを組み合わせる。各待機パスに沿って、スクランブラ(周波数変換器)222と対応スクランブラ224はそれぞれ、MUX222とMUX224から受信したデータの周波数を変換する。FEC226とFEC228は、スクランブラ222、224からの周波数変換されたデータに対してそれぞれFECを適用する。例えば、図1の例では、使用されるFECはRSコードであり、スクランブラ—RS102はスクランブラ222、224とFEC222、224とから構成されるが、図1では、簡潔にするためにそれらを統合して示している。図1のインターリーバ104は、FEC226とFEC228からそれぞれ受信したエンコードされたデータをインターリービングするインターリーバ230およびインターリーバ232から構成される。最後に、MUX234は、PMD層により処理されるアウトプット240を生成するために、両方の待機パスからのエンコード、かつインターリーブされたデータを組み合わせる。] 図1 図2 [0015] 図3に示す基本設計概念は、COからCPE(ダウンリンク)へとCPEからCO(アップリンク)への両方の送信に適用できることに留意すべきである。] 図3 [0016] 過去に利用された一つの方法は、アルファインターフェースで再送信するという方法である。図3は、再送信を利用するDSLシステムを図解している。CO352は(TX)152のようであるが、さらに再送信モジュール302を備える。TPS−TCからPMS−TCへデータが供給されると、データはデータ送信ユニット(DTUs)に構成され、再送信モジュール302、例えば先入れ先出し(FIFO)メモリ、にコピーされ保存される。例えば、DTUは二つ以上のRSコードであるが、例えばATMセルやPTMセルのブロックなどの、TPS−TC層からの他のアブストラクションへ結びつけることもできる。同様に、CO352のようであるCPE354は、再送信モジュール302を備える。] 図3 [0017] 再送信コントロール・モジュール302がRSデコーダの失敗表示を利用するなどして破損したDTUを検知したときは、CPE354からCO352、さらに詳しくは再送信コントロール・モジュール302から再送信モジュール302へ、再送信要求が送られる。再送信されるべきDTUを識別するためには、それぞれのDTUは、数列識別子(シーケンスID、SID)を有していなければならない。図4は、PMS−TCと再送信モジュールの送信側を示す。ブロック図は、図2に示したものをもとにした標準と同様である。待機パス#0のインプット・パスへ再送信モジュール302が挿入されているのが図示されている。再送信モジュール302の前において、SID402と再送信コントロール・チャネル(RCC)404はそれぞれ、MUX304により、各DTUと組み合わせられる。CO側では、SID402は、DTUを識別するために使われる。しかし、CPE254が再送信を要求するときは、破損したDTUのSIDと一緒にRCC404を通して、アップリンク送信に再送信要求が挿入される。明確には、ダウンリンク送信では、SID402はDTUを識別するために使われる。再送信では、アップリンク送信において、SID402とRCC404は組み合わされる。再送信モジュール302が再送信要求を受信することにより、CO352は破損DTUを再送信する。] 図2 図4 [0018] ダウンリンク送信のSIDとアップリンク送信のRCCを組み入れた先の再送信解決法に関連して、数々の他の方法がある。図5は、PMS−TC層内に再送信モジュール504が備わっている一つの方法を図示している。図6は、デルタ層のすぐ上に再送信モジュール604が備わっている方法を図示している。] 図5 図6 発明が解決しようとする課題 [0019] この方法の一つの難点は、COとCPE両方のPMS-TC層を横切る必要があるため、再送信時間が5ミリ秒にもなる場合があることである。さらに再送信の方法は、もしREIN源が短い到着時間(IAT)を示した場合は、DSLループ上の送信を停滞させることがある。例えば、REIN源のIATが再送信要求の往復時間より短い場合は、新たなインパルスにより、さらなる再送信が起こることもある。] [0020] もうひとつの難点は、DTUの送信と再送信要求の両方で、SIDが送信される必要があるということである。特にこれは、アップリンク容量がダウンリンク容量よりも小さいADSLシステムにおいて処理能力を衰えさせる。さらに、再送信とFECは、基本的に協調的というより相互に排他的である。FECは再送信の検出器として働き、そのエラー訂正機能は、十分活用されない。] [0021] したがって、この業界では、上記の欠陥や不備に取り組むためのさまざまなニーズが存在する。] 課題を解決するための手段 [0022] DMTシンボルのレベルで送信することができるインパルスノイズ保護システムと方法は、それぞれのDMTシンボルに数列識別タグを付ける必要なく、破損したDMTシンボルの再送信が可能である、つまり、受信したDMTシンボルの状態を示した一定の指標が、送信装置に送信される。もしこの指標が不良状態を示したものである場合は、送信装置は破損したDMTシンボルを再送信することができる。] [0023] さらに、もし既存のFEC方法に、十分なエラー訂正機能(ECC)が残っていれば、全ての破損したDMTシンボルが再送信される必要がある訳ではない。つまり、FECのECCが尽きた場合のみに、再送信される。] [0024] さらに、インパルスノイズ保護システムにブランキングを組み入れることもできる。REIN源に関する十分な統計データが分かっている場合は、ブランキングを随意的に採用することもできる。ブランキングを用いることで、既存のFECが他のノイズ源に対処することを可能にするために、他のノイズ源に対応するために必要とされるECCを減少することができる。] [0025] 最後に、ブランキングは、再送信を実行する必要がなく、FECと共に用いられることができる。ブランキングを可能にする十分な統計データがある場合は、FECのECCを設定することで、REIN源によるノイズ以外のノイズに対してFECのECCが限界を超える可能性を低くすることができる。] [0026] インパルスノイズ保護システムは、再送信、FEC,ブランキングの、上記三つの方法のうちの二つ以上を組み合わせることができる。ブランキングは、必要とされるFECのECCを減少することに寄与できる。より良いインパルスノイズの統計データにより、FECのECCを最適化することができる。また、FECは、再送信に必要とされるデータ量を減らすために用いられる。] [0027] 本開示の他のシステム、方法、特徴、利点は、以下の図面、明細書を検討することにより、当業者にとって明らかとなる。それらの追加的なシステム、方法、特徴、利点など全ては、この明細書に含まれ、本開示の範囲内であり、添付のクレームに保護される。] 図面の簡単な説明 [0028] 以下の図面を参照することにより、この開示の多くの態様をより理解することができる。図面の要素は、必ずしも拡大縮小、強調されているのではなく、本開示の本質を明確に説明するよう図示されている。さらに、図面では符号はいくつかの図を通して対応する部分を指している。] [0029] DSL通信層の説明図である。] [0030] 現在のxDSL基準により開示されているPMS−TC層の送信側の詳細な説明図である。] [0031] 再送信するDSLシステムの説明図である。] [0032] PMS−TCの送信側と再送信モジュールの説明図である。] [0033] PMS−TC層内に再送信モジュールが配置されている一例の図である。] [0034] デルタ層直上に再送信モジュールが配置されている一例の図である。] [0035] インパルスノイズ保護の実施例が適用されたxDSLシステムの説明図である。] [0036] 図7に描かれたエンドユーザーのうちの一つの実施例を示したブロック図である。] 図7 [0037] 図7に描かれたラインカードのうちの一つの実施例を示したブロック図である。] 図7 [0038] CO内の送信側のインパルスノイズ保護モジュールとCPE内の受信側のインパルスノイズ保護モジュールの実施例である。] [0039] 送信側IMUNEモジュールと受信側汎用ノイズ除去用インパルスモニター(IMUNE)モジュールの典型的な実施例を示したブロック図である。] [0040] 再送信システムがエラー訂正システム内に配置された送信システムの説明図である。] [0041] CO内の送信側のインパルスノイズ保護モジュールとCPE内の受信側のインパルスノイズ保護モジュールのもう一つの実施例を示した図である。] [0042] 送信装置と受信装置を再設定するためのIMUNEシステムの意思決定の説明図である。] [0043] IMUNEシステム・リアルタイムエラー処理の意思決定の説明図である。] 実施例 [0044] 本発明の実施例の詳しい説明を以下に述べる。これらの図と関連した開示は説明されるが、ここで開示される実施例のみに限定する意図はない。逆に、添付の特許請求の範囲に定義される開示の精神と範囲内での全ての代替例、変更例、同等例を含むことを意図する。] [0045] さて、ここでインパルスノイズ保護の実施例が適用されたxDSLシステムを図解する図7を参照する。図7に示された限定されていない例では、N個のエンドユーザー(CPE710a、710b、710cのN個のセット)は、ぞれぞれのユーザー710a、710b、710cの対応箇所にインデックスmを用いて示される。エンドユーザー710a、710b、710cは、ループ702a、702b、702cによりCO730へ接続される。CO730は、xDSLアクセス・マルチプレクサ(DSLAM)、xDSLラインカード、740a、740b、740c、エンドユーザー710a、710b、710cとインターフェースで接続するための他の装置を含んでもよい。] 図7 [0046] 他の実施例によっては、インパルスノイズに対して保護をするインパルスノイズ保護モジュール720は、インパルスノイズをモニターして特性を明らかにする機能を含むことができ、エンドユーザー/CPE710a、710b、710cに組み込まれることもある。インパルスノイズ保護の実施例は、CO730がCPE710a、710b、710cへ送信するという内容がここでは説明されているが、ここで説明される理論は、CPE710a、710b、710cがCO730へ送信するように適用されてもよい。各CPEはインパルスノイズ保護モジュール720を備えてもよく、それぞれのCOはインパルスノイズ保護モジュール750を備えてもよい。] [0047] さて、ここで図7に描かれたエンドユーザーのうちの一つの実施例を示したブロック図である図8を参照する。ある実施例によっては、この開示で説明されるインパルスノイズ源に対する保護を行う手順は、DSLモデムなどのエンドユーザー内のソフトウェアに組み込まれていることもある。当業者は、他の部品が削除され簡潔化されたDLSモデムを評価するであろう。通常、DSLモデム710a−cは、プロセッサ810、メモリ部840(揮発性および/または不揮発性メモリを含むこともある)データ保存部820を備え、それらはデータバスなどのローカルインターフェース830によって通信するために接続されている。さらに、DSLモデム710a−cは、PC、ルーター、ワイヤレス、アクセスポイントなどのエンドユーザー機器と接続したり、イーサネット・インターフェース(「イーサネット」は登録商標)とされたりする入出力インターフェース870を備える。DSLモデム710a−cは、さらに、COと通信するためにDSLループに接続されるライン・インターフェース880を備える。ライン・インターフェース880は、ライン・ドライバ、アナログ・フロントエンド、DSLトランシーバーなどの要素を備えてもよい。] 図7 図8 [0048] ローカルインターフェース830は、簡潔にするために省略しているが、通信を可能とするためのコントローラ、バッファ(キャッシュ)、ドライバ、リピータ、受信装置などさらなる要素を備える。さらに、ローカルインターフェースは、上述の装置間での適切な通信を可能とするための、アドレス、コントロールおよび/またはデータ接続を含む。プロセッサ810は、ソフトウェア、特にメモリ部840に保存されているソフトウェアを実行するための装置である。プロセッサ810は、特注または市販のプロセッサ、中央処理装置(CPU)、DSLモデム710a−cに関連するいくつかのプロセッサ間の補助プロセッサ、半導体のマイクロプロセッサ(マイクロチップやチップのセットで形成)、マクロプロセッサなど、通常ソフトウェアの指示を実行するどんな機器でもよい。] [0049] メモリ部840は、揮発性メモリ部(例えば、ランダム・アクセス・メモリ(DRAM、SRAM、SDRAMなどのRAM))および/または、不揮発性メモリ部(例えば、ROM、ハードドライブ、テープ、CDROMなど)の一つまたはその組み合わせを含むこともできる。さらに、メモリ部840は、電気的、磁気的、光学的またはその他のタイプの保存メディアを内蔵することもできる。メモリ部840のいくつかの実施例は、分散型アーキテクチャ(さまざまな構成要素がお互いから離れて配置されていること)を持つこともあるが、メモリ部840はプロセッサ810によりアクセス可能とされる。] [0050] メモリ部840のソフトウェアは一つまたはそれ以上の別々プログラムを含むこともあり、それぞれは、論理機能を実行するために実行可能な命令が順序付けられたリストを含む。図8に示された例では、メモリ部840のソフトウェアは、オペレーティング・システム850を含むことができる。さらにメモリ部840に配置されたソフトウェアは、アプリケーション固有のソフトウェア860を含み、図7に示されたインパルスノイズ・モジュール720をさらに備える。しかしながら、ここで注意すべきは、これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせで、実行することができることである。オペレーティング・システム850は、他のコンピュータープログラムの実行をコントロールするよう構成されることもあり、スケジューリング、インプット—アウトプット・コントロール、ファイル・データ管理、メモリ管理、コミュニケーション・コントロール、関連業務を提供する。] 図7 図8 [0051] また、ソフトウェアとして統合されたシステム構成要素および/またはモジュールは、ソース・プログラム、実行可能プログラム(オブジェクト・コード)、スクリプト、または他の実行される命令のセットの構成要素として構成されることもある。ソース・プログラムとして構成されるとき、プログラムは、メモリ部840内に含まれることも含まれないこともあるコンパイラ、アセンブラ、インタープリタなどを通じて訳され、オペレーティング・システム850と接続して適切に動作する。DSLモデム710a−cが動作しているとき、プロセッサ810は、メモリ部840内に保存されたソフトウェアを実行し、メモリ部840から又はメモリ部840へデータを通信し、通常ソフトウェアに従ってDSLモデム710a−cの動作をコントールするよう構成される。メモリ内のソフトウェアは、プロセッサ810に読み込まれ、プロセッサ810内でバッファーリングされ、そして実行される。] [0052] さて、ここで図7に描かれたラインカードのうちの一つの実施例を示したブロック図である図9を参照する。ある実施例によっては、この開示で説明されるインパルスノイズ源に対する保護を行う手順は、ラインカードなどのセントラル・オフィス・デバイス内のソフトウェアに組み込まれていることもある。当業者は、他の部品が削除され簡潔化されたDSLラインカードを評価するであろう。通常、ラインカード740a−cは、プロセッサ910、メモリ部940(揮発性および/または不揮発性メモリを含むこともある)およびデータ保存部920を備え、それらはデータバスなどのローカルインターフェース930によって通信するために接続されている。さらに、ラインカード740a−cは、CO内の他の機器と接続したりイーサネット・インターフェース(「イーサネット」は登録商標)とされたりする入出力インターフェース970を備える。ラインカード740a−cは、さらに、CPEと通信するためにDSLループに接続されるライン・インターフェース980を備える。ライン・インターフェース980は、ライン・ドライバ、アナログ・フロントエンド、DSLトランシーバーなどの要素を備えてもよい。] 図7 図9 [0053] ローカルインターフェース930は、簡潔にするために省略しているが、通信を可能とするためのコントローラ、バッファ(キャッシュ)、ドライバ、リピータ、受信装置などさらなる要素を備えてもよい。さらに、ローカルインターフェースは、上述の装置間での適切な通信を可能とするための、アドレス、コントロールおよび/またはデータ接続を含むとしてもよい。プロセッサ910は、ソフトウェア、特にメモリ部940に保存されているソフトウェアを実行するための装置である。プロセッサ910は、特注または市販のプロセッサ、中央処理装置(CPU)、ラインカード740a−cに関連するいくつかのプロセッサ間の補助プロセッサ、半導体のマイクロプロセッサ(マイクロチップやチップのセットから形成)、マクロプロセッサなど、通常ソフトウェアの指示を実行するどんな機器でもよい。] [0054] メモリ部940は、揮発性メモリ部(例えば、ランダム・アクセス・メモリ(DRAM、SRAM、SDRAMなどのRAM))および/または、不揮発性メモリ部(例えば、ROM、ハードドライブ、テープ、CDROMなど)の一つ又はその組み合わせを含むこともできる。さらに、メモリ部940は、電気的、磁気的、光学的またはその他のタイプの保存メディアを内蔵することもできる。メモリ部940のいくつかの実施例は、分散型アーキテクチャ(さまざまな構成要素がお互いから離れて配置されていること)をもつこともあるが、メモリ部940はプロセッサ910によりアクセス可能とされる。] [0055] メモリ部940のソフトウェアは一つまたはそれ以上の別々プログラムを含むこともあり、それぞれは、論理機能を実行するために実行可能な命令が順序付けられたリストを含む。図9に示された例では、メモリ部940のソフトウェアは、オペレーティング・システム950を含む。さらにメモリ部940に配置されたソフトウェアは、アプリケーション固有のソフトウェア960を含み、図7に示されたインパルスノイズ保護モジュール750をさらに備える。しかしながら、ここで注意すべきは、これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせで、実行することができることである。オペレーティング・システム950は、他のコンピュータープログラムの実行をコントロールするよう構成されることもあり、スケジューリング、インプット—アウトプット・コントロール、ファイル・データ管理、メモリ管理、コミュニケーション・コントロール、関連業務を提供する。] 図7 図9 [0056] また、ソフトウェアとして統合されたシステム構成要素および/またはモジュールは、ソース・プログラム、実行可能プログラム(オブジェクト・コード)、スクリプト、または他の実行される命令のセットの構成要素として構成されることもある。ソース・プログラムとして構成されるとき、プログラムは、メモリ部940内に含まれることも含まれないこともあるコンパイラ、アセンブラ、インタープリタなどを通じて訳され、オペレーティング・システム950と接続して適切に動作する。ラインカード740a−cが動作しているとき、プロセッサ910は、メモリ部940内に保存されたソフトウェアを実行し、メモリ部940から又はメモリ部940へのデータを通信し、通常ソフトウェアに従ってラインカード740a−cの動作をコントールするよう構成される。メモリ内のソフトウェアは、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910内でバッファーリングされ、そして実行される。] [0057] 図10は、CO内のインパルスノイズ保護モジュールの送信側とCPE内のインパルスノイズ保護モジュールの受信側の実施例を示す。この図とそれ以後の図を明確にするために、TPS−TC層は省略されている。インパルスノイズ保護モジュール720は、DSL基準に従い適切に動作されるように、PMS−TC層134とPMD層136を備える。デルタインターフェースでは、IMUNEモジュール1012のためのインパルスのモニタリングが行われる。また、インパルスノイズ保護モジュール720は、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュール1006を備え、そのモジュール1006は、ライン上に見られるインパルスノイズの特性を明らかにし、ソースの数、ソースの性質、ソースのインパルス長、ソースのIATなど、インパルスノイズに関連する有益なパラメーターを得る。注意すべきは、インパルス長という語は、DSL基準に定義されたインパルスノイズ保護(INP)を含むものとして広義に解釈することを意図している。複雑なものが求められているということから、インパルスノイズ・モニタリング解析モジュール1006は、現在のDSL基準に従いインパルスノイズ・モニタリング(INM)統計データを集めることができ、その解析ではさらなる詳細を得ることができる。その詳細は、2009年1月5日に提出された米国特許出願12/348,565号「インパルスノイズ特性評価のためのシステムと方法」に開示されており、その内容全体を参照として含むことで、詳細な解析を実行することができる。インパルスノイズ保護モジュール720は、さらに、破損したフレームにおける破損していないDMTシンボルを保存するために利用される再送信メモリ1004を備える。] 図10 [0058] インパルスノイズ保護モジュール750は、DSL基準に従い適切に動作されるように、PMS−TC層124とPMD層126を備える。デルタインターフェースに、IMUNEモジュール1010がある。また、インパルスノイズ保護モジュール750はさらに再送信メモリ1002を備える。エンコードされたデータが、インターリーバ104から受信されるとき、FIFOが適用される如く再送信メモリ1002にも短時間保存される。エンコードされたデータは、DMTシンボルなどとして、一つ又はそれ以上の送信パケットとして送信される。] [0059] CPE1020は送信パケットを受信し、IMUNEモジュール1012が、インパルスノイズによって送信パケットが破損しているという指示をインパルスノイズ・モニタリング/解析モジュール1006から受信すると、IMUNEモジュール1012は、破損した送信パケットを再送信するようにIMUNEモジュール1010に伝えることができる。図3のシステムとは異なり、IMUNEモジュール1010がIMUNEモジュール1012へ通信するためには、PMD126を抜けDSLループ140を通過しPMD136を超えるのみで要求がIMUNEモジュール1012へ届き、図3のシステムの往復再送信遅延時間の半分である2.5ミリ秒の往復再送信遅延時間をもたらす。この操作の最も基本的な方法は、IMUNEモジュール1012が破損した送信パケットの指示を受信すると、IMUNEモジュール1012は破損した送信パケットを再送するか選択することができる。DSL通信により、PMD層136により受信された送信パケットが順にPMS−TC層134に送信されることが許可されるため、もし再送信が特定の送信パケットのために許可されるときは、再送された送信パケットが受信されるか、十分な時間が経過し破損された送信パケットを断念するときまで、全ての後続する送信パケット、又は少なくとも破損していない送信パケットはFIFOの再送信メモリ1004に保存され、それから、再送信メモリ1004に保存された送信パケットはPMS−TC層134へデコードするために移動される。複数の破損した送信パケットが見つかった場合は、受信された再送の送信パケットに続くこれらの保存された送信パケットのみが、PMS−TC134に送られる、つまり、残っているパケットは、適切な送信パケットが再送されるまで、メモリに留まる。再送信のために、送信パケットが保留されるが、図3のシステムよりも遅延時間はずっと短い。] 図3 [0060] 上記のような再送信スキームでも遅延はあるので、可能な場合は再送信を避けることが望ましい。DSLシステムは、強制的にFECスキームを備えているため、FECスキームのECCは再送信の量を最小限にするよう利用される。受信した送信パケットの一定数分だけ、FECスキームのECCは、FECスキーム内でその一定数の破損した送信パケットを訂正することができる。例えば、FECのECCは、100個の送信パケットのうち4つを訂正する能力を有する。この能力のために、いくつかの破損した送信パケットは、再送信を要求せずにPMS−TC層134へ送られることができる。] [0061] 例えば、FECスキームは、100個の送信パケットのうち4つを訂正できるECCを持つとする。インパルスノイズ統計データは現在受信されている送信パケットが破損していることを示し、最後から100個の送信パケットのうち破損したパケットは二つのみとする。この場合、FECスキームは最後から100個の送信パケットの3つめのエラーに対処することができるECCを持つので、その破損した送信パケットはPMS−TC層134へ送られることができる。しかし、インパルスノイズ統計データは現在受信されている送信パケットが破損していることを示し、最後から100個の送信パケットのうち4つの破損した送信パケットはすでに対処されPMS−TC層134へ送られているとする。この場合、FECスキームのECCは、新たな破損した送信パケットを許容できないため、再送信が必要となる。このような方法で、再送信データのバンド幅を低減できる。] [0062] IMUNEモジュール1010又はIMUNEモジュール1012は、破損した送信パケットがPMS−TC層134へ送られると、FECスキームのECCが限界を超えるかどうか判断することができる。もし限界を超えない場合は、破損した送信パケットは、PMS−TC層134へ送られ、そこでデインターリーバ106とスクランブラ—RSコード108は、その破損した送信パケットを訂正する。] [0063] 例えば、送信パケットがDMTシンボルの場合は、それぞれの送信パケットへ識別子を付けなくても、IMUNEモジュール1012は、IMUNEモジュール1010へ破損した送信パケットを再送信する要求を示すことができる。再送信要求を送信するのではなく、アップリンク送信のそれぞれの送信パケットにステータスビットが付けられる(あるいは、COとCPEの役割が反対のときは、ステータスビットはダウンリンク送信のそれぞれの送信パケットに付けられる)。これは、図4〜6において、RCCが付けられ、又はRCCが待機パス#1へ送られるのと同じことである。当業者は、スタンダードコンプライアンスに対して、効率、往復遅延時間の最短化の観点に関しての利益を評価するであろう。再送信要求でさらなる信頼性が望まれるならば、単一の指標ビットの代わりに、小さなブロックコード(例えば、ハミングコード、ゴレイコード)やRSコードなどのエラー訂正コードやインターリービングを使用することもできる。] 図4 図5 図6 [0064] 一つのDMTシンボルは、それぞれのDMTシンボル期間の間に送信されるため、アップリンクとダウンリンクのDMTシンボル間で一対一に対応する。つまり、DMTシンボルがダウンリンクで受信されるたびに、アップリンクで送信されたDMTシンボルがあり、逆もまた同様である。そのため、ダウンリンクDMTシンボルがダウンリンクで受信されるときは、次のアップリンクのDMTシンボルは、受信されたダウンリンクDMTシンボルの受信状態を示すステータスビットを含む。このように、添付された識別子よりむしろタイミングが、再送信が必要なDMTシンボルの指標となる。] [0065] 図11は、IMUNEモジュール1010とIMUNEモジュール1012の実施例の一例をブロック図で示している。それぞれのモジュールは、スタートアップ中に同期されるカウンター1102、1104を保持する。IMUNEモジュール1012は、IMUNEモジュール1010へDMTシンボルステータスストリーム1106を送信し続ける。不良状態(例えば、DMTステータスストリーム1106でクロスハッチングされた部分)が見つけられると、アップリンクで不良状態を含むDMTシンボルの到着時間taが、カウンター1102から検索される。スタートアップ中にダウンリンク通過時間τdとアップリンク通過時間τuは決定されるため、不良DMTシンボルの送信時間はta−τu−τdとして計算される。もうひとつの変形例では、二つ以上のDMTシンボルを処理する場合は、再送信処理オーバーヘッド時間τrを、数式に加えることもでき、送信時間はta−τu−τd−trとなる。同様に、IMUNEモジュール1012によりタイマー1104が使われ、再送信されたDMTシンボルに加えられた識別するためのデータの量を最小限に抑えるために、再送されたデータにかかる時間又はおおよその時間を測定する。例えば、不良状態が時間tbで送信されるとき、送信装置はステータスをtb+τuで受信する。送信装置がDMTシンボルを送信し、そのDMTシンボルがtb+τu+τd時間で到着する。同様な変形例では、固定された送信装置側の再送信処理オーバーヘッド時間ttを加えることもでき、再送されたDMTシンボルはtb+τu+τd−tt時間で到着する。再送信が不可能な場合は、送信装置はダミーDMTシンボルを送信し、受信装置はそれをフレームに挿入し、最終的はRSコードが機能しなくなる。] 図11 [0066] もう一つの実施例では、返信DMTシンボルにおいて、エンコードされているいないにかかわらず、単一のステータスビットを送信するかわりに、返信DMTシンボルは、前のn−1個のDMTシンボルのステータスと一緒に現在の受信されたDMTシンボルのステータスを含むとすることができる。この方法で、一つ以上のDMTシンボルが破損しても、ダウンリンクDMTシンボルのステータスはアップリンクDMTシンボルのどれからでも得ることができる。この実施例では、再送信されたDMTシンボルは、依然としてタイミングにより識別されることができる。しかし受信装置では、τがシンボル時間であるとき、tb+τu+τd+(n−1)τ時間かかって再送信されることが予測できる。言い換えると、受信装置により、送信装置は与えられたDMTシンボルの全ての可能なステータス表示を分析する時間を持つことができる。別の返信DMTシンボルからのステータス表示に不一致がある場合は、多数決などのエラー訂正方法を何回も行うことができる。] [0067] 送信装置に返信されるステータスの実行例としては、前のn−1個のDMTシンボルのステータスに加え現在の受信されたDMTシンボルのステータスを示すn個のステータスビットを送信することである。しかしながら、nが大きな数である場合、特にDMTシンボルが破損することがあまりない場合、受信したDMTシンボルを表すために数多くのビットが占められるのは望ましくない。このような場合は、ステータス情報を伝えるのにスパースコードを使うことができる。特に、連続して破損したDMTシンボルが見られるのはインパルスノイズの特性であるので、受信装置は、受信された破損したDMTシンボルの一又は複数の範囲を送信し、または最新のn個の受信されたDMTシンボル内で破損はないと判断された場合は、空の範囲を送信する。] [0068] 別の方法として、ハイブリッドの方法を用いることができ、連続してステータス送信することにより再送信を指示するが、再送信されるDMTシンボルは、不良DMTシンボルの時間インデックスまたは他の識別子が添付されて送信される。] [0069] この原理はDSLシステム以外にも適用することができる。図12は、エラー訂正システム内に再送信システムが配置された送信システムを図解している。データは、エラー訂正エンコーダ1202により受信され、エラー訂正コードにより送信パケットにエンコードされる。なお、これはインターリーブとスクランブリングを含む。送信パケットは、再送信メモリを備える再送信モジュール1204により保存される。送信パケットはコネクション1206を介して受信装置1250へ送信される。受信された送信パケットは、受信された送信パケットが破損しているか判断する再送信モジュール1254により、その破損がチェックされる。一つの実施例では、破損している場合は、再送信モジュール1254が、これがエラー訂正コードのECCを超過しているか判断する。超過している場合は、再送信モジュール1204へ再送信またはステータスが指示される。別の実施例では、再送信モジュール1254は、破損された送信パケットのいかなる場合でも、再送信要求またはステータスを再送信モジュール1204へ指示する。再送信モジュール1204は、エラー訂正スキームのECCに基づいてパケットを再送信するかどうか決定することができる。再送信されたデータが受信される場合は、再送信モジュール1254は、元のデータのフォーマットを復元するために、受信された再送の送信パケットと、再送信メモリに保存されたすでに送信された良好なデータとをアセンブルする。例えば、DSLでは、本体のデータのフォーマットはDMTシンボルが連続したものである。しかし、他のシステムでは、元のフォーマットは、複数の送信パケットから成るフレームであることもある。復元されたデータは、エラー訂正デコーダ1252に送信され、復元データをデコードすることができる。] 図12 [0070] 一方、送信装置では、再送信モジュールが、データ送信パスのエラー訂正エンコーダの後に示されている。注意すべきは、再送信モジュールは、エラー訂正エンコーダ前に実行されてもよいということである。そのような別の実施例では、エラー訂正デコーダは、受信装置のデータ受信パスの再送信モジュールに先行する。] [0071] 図13は、CO内の送信側のインパルスノイズ保護モジュールとCPE内の受信側のインパルスノイズ保護モジュールの別の実施例を示す。図11に図示された構成要素に加えて、このインパルスノイズ保護モジュール720の実施例はさらにブランキングモジュール1102を備え、このインパルスノイズ保護モジュール750の実施例はさらにブランキングモジュール1104を備える。] 図11 図13 [0072] この実施例では、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュール1306は、REINなどの反復的なインパルスノイズに関してさらに詳細な統計データを提供する。以下は、インパルスノイズのタイミングが分かっている場合に用いることができる。インパルスノイズの期間が分かっている間は、受信装置はライン上に来る全てのものを無視し、つまり、送信を“空白”として扱う。例えば、これらの空白の間は、ブランキングモジュール1102はライン上に来る全てのものを無視する。送信側では、ブランキングモジュール1104はどんな重要なデータも送信しない。さまざまな実行方法により、ブランキングモジュール1104は、どんなデータも送信しないことを選択したり、前に送信したデータを単に再送したり、同じDMTシンボルを何度も再送することもできる。これは、特にライン上に周期性ノイズが現れた時に、このノイズは潜在的に予測可能であるため、有益である。IMUNEモジュール1012が、インパルス源のタイミングや期間について(例えば、インパルス長、IATとインパルスのオフセット)十分な情報を受信する(例えば、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュール1306から)場合は、インパルス事象の発生を予測するのに十分な情報を持つ。IMUNEモジュール1012はブランキングの期間を決定し、INUMEモジュール1010へその情報を送信することができる。そして、IMUNEモジュール1012は、ブランキングモジュール1104で受信を無視するブランキングの期間を設定することができる。同時に、IMUNEモジュール1010は、ブランキングのジュール1102で送信を停止するブランキングの期間を設定することができる。IMUNEモジュール1012からIMUNEモジュール1010へ、さらに大まかにはCPE1320からCO1350へ、EOCを用いて情報を送信することにより、基準に順じた方法で、必要なブランキングの情報を送信することができる。] [0073] さらに、IMUNEモジュール1012は、インターリーブ深さと使用されるRSコードに組み込まれた冗長量を認識しており、説明されたように、もし必要あれば、DMTシンボルが破損したときに、どれくらいのデータを再送信する必要があるのが認識している。インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュール1306により、ブランキングを採用するのに十分正確な時間の情報が提供されない場合でも、そのモジュール1306は、インターリーブ深さやFECの冗長量を調整することに用いられる。例えば、REIN源が、一つのIATに対して5つのDMTシンボルのインパルス長を持つと認められたが、RS−ILVスキームは一つのIATに対して4つの破損したDMTシンボルに対応するECCを持っている場合、一つのIATに対して常に一つのDMTシンボルを再送信し続けるのではなく、IMUNEモジュール1012は、一つのIATに対して5つの破損したDMTシンボルに対応できるようECCを増加させるために、RS−ILVスキームを再設定することができる。典型的なRS−ILVスキームでは、システムのECCは、RSコードの冗長量とインターリーバのインターリーブ深さから得られる。RS−ILVのECCを調整するためにいくらかの選択肢がある。最初に、xDSL基準に従いシームレス・レート適応(SRA)などオンラインの再構成を起動することによって、RSコードの冗長量を調整することができる。もう一つの選択肢は、xDSL基準に従いダイナミック・インターリーブ長さ(または、深さ)変更メッセージを使うことにより、インターリーブ深さを調整することである。RSコードの冗長を変更することは、インターリーブ深さを変更することより、待機時間への影響は少ないが、レート(処理量)への影響がより大きい。] [0074] 図13に図示するように、IMUNEモジュール1012はほとんどの論理回路を実行すると説明されているが、CPE1320が、リソースに限りがあるか基準に制限される可能性があるために、それらの操作を実行できるように装備されていない場合もある。そのような場合は、CPE1320は、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュール1306から受信したインパルスノイズの情報をCO1350へ送り、必要なECCを確定し、SRAを起動させるかダイナミック・インターリーブ長さ(又は、深さ)変更メッセージを用いることによりRS−ILVのECCを調整し、EOCを用いるブランキング情報を改善することができる。] 図13 [0075] 図14は、CPE1320とCO1350、またはさらに大まかには送信装置と受信装置を再設定するためのIMUNEシステム(IMUNEモジュール1010および/またはIMUNEモジュール1012)の意思決定を図示している。手順1402では、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュール1306から統計データが受信される。手順1404では、統計データに、インパルス長とIATの情報を含む新たなREIN源についての情報がある場合は、IMUNEシステムは手順1406へと進む。手順1406で、新たなREIN源のどの詳細なタイミングも得られない場合は、IMUNEシステムは手順1408へ進む。手順1408では、ECCがIATの時間中のそれぞれのREIN源のインパルスの長さを確実に訂正できるように、RS−ILVのECCが新たなREIN源のために修正される形で調整され、すなわちRSコードの冗長量が変更され、またはインターリーブ深さが変更される。しかしながら、いくつかの新たなREIN源の詳細なタイミングの情報が得られる場合は、手順1410で、新たなREIN源において予測可能なm個のDMTシンボルに対して、これらm個のDMTシンボルためにブランキングが始められる。さらに、手順1412で、ブランキング情報は送信装置へ送信される。手順1414では、手順1408と同様に、RS−ILVのECCは、新たなREIN源の残りの予測不可能なシンボルのために修正される形で調整される。] 図14 [0076] 新たなREIN源が現われてRS−ILVのECCが増加することに加えて、既出のREIN源がもはや存在しなくなった場合には、RS−ILVのECCが減少することもある。このような場合は、RSコードの冗長量またはインターリーブ深さを、RS−ILVのECCが減少するよう調整される。注意すべきは、ECCの調整は、例えばクロストークノイズ、電線のバックグランド雑音など、定常雑音などのインパルスノイズに関連しないエラーの訂正のためのマージンを含む。] [0077] 図15は、IMUNEシステムのリアルタイムエラー処理の意思決定を図示する。手順1502では、IMUNEシステムは、現在のDMTシンボルに関するインパルスノイズ情報を受信する。手順1504では、現在のシステムがブランキングされるように決定される場合、DMTシンボルは無視される、つまり手順1508では何の処理も行われない。そうでない場合は、手順1506では、IMUNEシステムにより、現在のDMTシンボルの訂正がECCの限界を超えるかどうか決定される。例えば、RS−ILVが、IAT時間内で3つの破損したDMTシンボルを訂正でき、RS−ILVは最新のIAT経過時間内ですでに3つの破損したDMTシンボルを訂正してしまっている場合は、ECCは限界を超えてしまう。ECCが限界を超えてしまう場合は、手順1510でDMTシンボルの再送信が指示される。そうでない場合は、IMUNEシステムにより、RS−ILVデコーダ—が破損したDMTシンボルに含まれるエラーを訂正することができる。] 図15 [0078] ブランキングを用いることは、しばしばRS−ILVよりも効果的であるが、ライン上のインパルスノイズの特徴のさらに詳細な情報が必要である。この実施例では、IMUNEモジュール1010と1012は、RS−ILVコードの冗長量を調整し、ブランキング期間を設定し、再送信を要求することができる。この三つの方法全てには利点と欠点があり、IMUNEモジュール1010と1012は適する方法を用いることができる。再送信は、SHINEなどのようにインパルスノイズが長く予測不可能な場合に、最もよく機能する。さらに、再送信ではRS−ILVコードの冗長を考慮に入れて、RS−ILVコードが機能するのに十分なデータのみを再送信することが可能である。ブランキングは、その対極で、インパルスノイズが非常に予測可能である場合に、最もよく機能する。しかし、複数のREIN源や一つの著く偏ったREIN源など、正確なタイミングを計るのが困難な場合もある。RS−ILVは、インパルス源の情報と統計データがいくらか分かっていて、適する冗長量を用いることができる場合に、最もよく機能し、例えば、REIN源のインパルスの長さと周期性は分かっているが、インパルス特定する時間が分かっていない場合などである。] [0079] 図13,14に説明されたシステムの主な利点は、これら三つのインパルスノイズ保護方法全てや部分的な組み合わせを、同時に共同で利用できることである。例えば、IMUNEシステムが、二つのREIN源の時間を計るのに十分な情報を受信できるが、三つめのREIN源の時間を計ることはできず、そのインパルス長の特性までは分かっている場合などである。ブランキングは、この二つのREIN源に対応するよう用いられ、三つめのREIN源はFECへ残される。状況によってFECコードの冗長も減少させることができるため、ブランキングの利点により、送信に必要な冗長量を減少させることができる。もう一つの例としては、一つのREIN源で毎REIN期間にn個のDMTシンボルが破損されるが、そのうちのm<n個のDMTシンボルの位置のみ正確に予測できる場合である。この場合は、位置が予測可能であるm個の破損したシンボルはブランキングされることができ、一方、n−m個の破損したシンボルを訂正するよう設定されたRS−ILVスキームで、残りのn−m個のそれを訂正することができる。] 図13 [0080] 注意すべきは、この三つの方法のどれをも、意図的に停止することができる。例えば、インパルスノイズ情報が非常によい場合は、FECの冗長を意図的に非常に少なく、でなければゼロに設定することができる。少ない冗長量は、例えばクロストークノイズ、電線のバックグランドの雑音などの定常雑音などのインパルスノイズに関連しないエラー訂正に利用されることもある。このような状況で、ブランキングは、再送信と共同で機能し、基本的に、ブランキングは全ての予測可能なインパルスノイズ源に利用され、再送信は全ての予測不可能なインパルスノイズ源に利用される。] [0081] 最初はDSLループ上のノイズ源についてはなにも分からないため、最初はRS−ILVのECCを高く初期設定しておくことが推奨される。それにより、REIN源やSHINEのような存在する全てのインパルスノイズ源がRS−ILVにより予期可能とされる。インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールは、ライン上のREIN源の特性を明らかにすることに優れているため、RS−ILVのECC要件を減らすいくらかのREIN源に対応して、ブランキングは用いられる。さらに、REIN源についての統計データが全てのREIN源のブランキングを許可するのに十分でない場合、REIN源についてのより多くの情報が明らかになるのに従い、ECCをより良く調整することができる。さらに、ECCは、他のノイズ源のためにマージンを備えることができ、それらのノイズ源の情報が得られるに従い、改善される。] [0082] 強調すべきは、上記の実施例は、単に可能な実装例であるということである。例えば、上記の実施例は、COからCPEへの送信でのインパルスノイズの影響に対応するためであるが、ここで開示された原理は、CPEからCOへの送信へ同様に適用することもできる。本開示の原理から逸脱することなく、上記実施例へ多くの変更、改良をすることができる。これらの変更、改良の全ては、本開示の範囲内に含まれ、以下のクレーム(請求の範囲)で保護されることを意図する。]
权利要求:
請求項1 エラー訂正機能(ECC)を有する順方向エラー訂正(FEC)エンコーダにより、第一データを第一送信パケットにエンコードし、前記第一送信パケットまたは前記第一データを再送信メモリに保存し、受信装置から第二送信パケットに関する再送信情報を受信し、その再送信情報を解析し、前記再送信情報と前記ECCに基づいて、エンコードされた第二データから構成された第二送信パケットの再送信が必要であるかを決定し、再送信が必要である場合は、前記再送信メモリから前記第二送信パケットを取り出すか、前記再送信メモリから前記第二データを取り出し前記FECにより前記第二データを前記第二送信パケットにエンコードし、その第二送信パケットを再送信することを特徴とする通信方法。 請求項2 前記再送信情報が、各送信パケットの受信状態を示したステータス情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。 請求項3 前記ステータス情報には受信された時間が含まれており、その受信された時間からオフセットされた所定の時間に基づいて、どの送信パケットが再送信されるのを決定することを特徴とする請求項2に記載の通信方法。 請求項4 前記送信パケットは離散マルチトーン(DMT)シンボルであることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。 請求項5 前記順方向エラー訂正エンコーダがリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。 請求項6 インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、受信装置に関するインパルスノイズ情報を受信し、前記インパルスノイズ情報に基づいて反復電気インパルスノイズ(REIN)源に変化があるかどうかを判断するとともに、前記インパルスノイズ情報にインパルス長および到着時間(IAT)情報が含まれているかを判断し、変化があるかどうかの判断に対応して、前記REIN源の変化がある前記インパルスノイズ情報にタイミングの情報の詳細があるかどうか判断し、タイミングの情報の詳細が前記インパルスノイズ情報にある場合は、前記タイミングの情報の詳細に基づいてブランキング・タイミング情報を調整し、そのブランキング情報を前記受信装置へ送信し、前記ブランキング・タイミング情報によって対応されたのではない前記REIN源の変化に基づいて必要なECCを判断し、前記ECCが前記必要なECC以下の場合は、前記FECエンコーダと前記受信装置内のFECデコーダを調整することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。 請求項7 さらに、インパルスノイズにより引き起こされたのではないエラーに応じたマージンを考慮して、前記必要なECCを判断することを特徴とする請求項6に記載の通信方法。 請求項8 前記ECCが前記マージンによって調整されることを特徴とする請求項7に記載の通信方法。 請求項9 前記FECエンコーダはリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記FECデコーダはリード・ソロモン・デコーダおよびデインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくものであり、シームレス・レート適応を起動することにより前記冗長を変更し、および/または、インターリーブ深さ変更メッセージを用いることにより前記インターリーブ深さを変更することで、前記FECエンコーダと前記FECデコーダを調整することを特徴とする請求項6に記載の通信方法。 請求項10 さらに、ブランキング期間中にダミー情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。 請求項11 さらに、ブランキング情報を受信することを特徴とする請求項10に記載の通信方法。 請求項12 ECCを有するFECエンコーダによりエンコードされた送信パケットを送信装置から受信し、前記受信した送信パケットにエラーがあるかどうかを判断し、前記受信した送信パケットにエラーがある場合は、前記ECCがさらなる送信パケットのエラーを許容できるか判断し、前記ECCがさらなる送信パケットのエラーを許容できない場合は、前記送信装置へ前記送信パケットの再送信の信号を送ることを特徴とする通信方法。 請求項13 さらに、前記受信した送信パケットにエラーがある場合は、前記ECCがさらなる信号パケットのエラーを許容できるときはFECデコーダに前記送信パケットを送り、前記受信した送信パケットにエラーがない場合は、前記FECデコーダに前記送信パケットを送ることを特徴とする請求項12に記載の通信方法。 請求項14 前記再送信の信号は各送信パケットの送信状態を示したステータス情報を含み、そのステータス情報は、前記送信パケットが破損している場合は不良状態を伝え、前記送信パケットが破損していない場合は良好状態を伝える情報であることを特徴とする請求項12に記載の通信方法。 請求項15 さらに、破損した送信パケットの再送信を受信し、その受信した送信パケットを前記FECデコーダに送信することを特徴とする請求項12に記載の通信方法。 請求項16 破損した送信パケットの再送信要求の信号を送信した後の一定の時間で、前記再送信された送信パケットを受信することを特徴とする請求項15に記載の通信方法。 請求項17 前記受信した送信パケットにエラーがあるかどうか判断するために、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、前記送信パケットに関するインパルスノイズ情報を受信し、前記送信パケットに関する前記インパルスノイズ情報に基づいて、前記送信パケットが破損しているかどうか判断することを特徴とする請求項15に記載の通信方法。 請求項18 前記送信パケットはDMTシンボルであること特徴とする請求項15に記載の通信方法。 請求項19 前記FECエンコーダはリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記FECデコーダはリード・ソロモン・デコーダおよびデインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくことを特徴とする請求項15に記載の通信方法。 請求項20 さらに、ブランキング期間中は送信パケットを無視することを特徴とする請求項12に記載の方法。 請求項21 インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、インパルスノイズ情報を受信し、前記インパルスノイズ情報に基づいてREIN源に変化があるかどうかを判断するとともに、前記インパルスノイズ情報にインパルス長とIAT情報が含まれているかを判断し、変化があるかどうかの判断に対応して、前記REIN源の変化がある前記インパルスノイズ情報にタイミングの情報の詳細があるかどうか判断し、タイミングの情報の詳細が前記インパルスノイズ情報にある場合は、前記タイミングの情報の詳細に基づいてブランキング・タイミング情報を調整し、そのブランキング情報を前記送信装置へ送信し、前記ブランキング・タイミング情報によって対応されたのではない前記REIN源の変化に基づいて必要なECCを判断し、前記ECCが前記必要なECC以下の場合は、前記FECエンコーダと前記FECデコーダを調整することを特徴とする請求項12に記載の通信方法。 請求項22 さらに、インパルスノイズにより引き起こされたのではないエラーに応じたマージンを考慮して、前記必要なECCを判断することを特徴とする請求項21に記載の通信方法。 請求項23 前記ECCが前記マージンによって調整されることを特徴とする請求項22に記載の通信方法。 請求項24 前記FECエンコーダはリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記FECデコーダはリード・ソロモン・デコーダおよびデインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくものであり、シームレス・レート適応を起動することにより前記冗長を変更し、および/または、インターリーブ深さ変更メッセージを用いることにより前記インターリーブ深さを変更することで、前記FECエンコーダと前記FECデコーダを調整することを特徴とする請求項21に記載の通信方法。 請求項25 ECCを有するFECエンコーダと、再送信メモリと、プロセッサと、命令が記憶されたプログラムメモリとを備え、前記命令により、前記プロセッサが、前記FECに第一データを第一送信パケットにエンコードするよう命令し、前記第一送信パケットまたは前記第一データを前記再送信メモリに保存し、受信装置から第二送信パケットに関する再送信情報を受信し、前記再送信情報を解析し、前記再送信情報と前記ECCに基づいて、前記第二送信パケットの再送信が必要であるかを決定し、再送信が必要である場合は、前記再送信メモリから前記第二送信パケットを取り出すか、前記再送信メモリから前記第二データを取り出し前記FECにより前記第二データを前記第二送信パケットにエンコードし、前記第二送信パケットを再送信することを特徴とする送信装置。 請求項26 前記再送信情報が、各送信パケットの受信状態を示したステータス情報を含むことを特徴とする請求項25に記載の送信装置。 請求項27 前記ステータス情報には受信された時間が含まれており、その受信された時間からオフセットされた所定の時間に基づいて、どの送信パケットを再送信するかを決定することを特徴とする請求項26に記載の送信装置。 請求項28 前記送信パケットはDMTシンボルであることを特徴とする請求項25に記載の送信装置。 請求項29 前記FECエンコーダ(順方向エラー補正エンコーダ)がリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくことを特徴とする請求項25に記載の送信装置。 請求項30 さらに、前記命令によって前記プロセッサが、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、受信装置に関するインパルスノイズ情報を受信し、前記インパルスノイズ情報に基づいてREIN源に変化があるかどうかを判断するとともに、前記インパルスノイズ情報にインパルス長と到着時間(IAT)情報が含まれているかを判断し、変化があるかどうかの判断に対応して、前記REIN源の変化がある前記インパルスノイズ情報にタイミングの情報の詳細があるかどうか判断し、タイミングの情報の詳細が前記インパルスノイズ情報にある場合は、前記タイミングの情報の詳細に基づいてブランキング・タイミング情報を調整し、そのブランキング情報を前記受信装置へ送信し、前記ブランキング・タイミング情報によって対応されたのではない前記REIN源の変化に基づいて必要なECCを判断し、前記ECCが前記必要なECC以下の場合は、前記FECエンコーダと前記受信装置内のFECデコーダを調整することを特徴とする請求項25に記載の送信装置。 請求項31 さらに、インパルスノイズにより引き起こされたのではないエラーに応じたマージンを考慮して、前記必要なECCを判断することを特徴とする請求項30に記載の送信装置。 請求項32 前記ECCが前記マージンによって調整されることを特徴とする請求項31に記載の送信装置。 請求項33 前記FECエンコーダはリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記FECデコーダはリード・ソロモン・デコーダおよびデインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくものであり、シームレス・レート適応を起動することにより前記冗長を変更し、および/または、インターリーブ深さ変更メッセージを用いることにより前記インターリーブ深さを変更することで、前記FECエンコーダと前記FECデコーダを調整することを特徴とする請求項30に記載の送信装置。 請求項34 さらに、前記命令により前記プロセッサは、前記受信装置からブランキング情報を受信し、ブランキング期間中にダミー情報を送信することを特徴とする請求項25に記載の送信装置。 請求項35 FECデコーダと、プロセッサと、命令が記憶されたプログラムメモリとを備え、前記命令により前記プロセッサは、ECCを有するFECエンコーダによりエンコードされた送信パケットを送信装置から受信し、前記受信した送信パケットにエラーがあるかどうかを判断し、前記受信した送信パケットにエラーがある場合は、前記ECCがさらなる送信パケットのエラーを許容できるか判断し、前記ECCがさらなる送信パケットのエラーを許容できない場合は、前記送信装置へ送信パケットの再送信の信号を送ることを特徴とする受信装置。 請求項36 さらに、前記命令により前記プロセッサは、前記受信した送信パケットにエラーがある場合は、前記ECCがさらなる送信パケットのエラーを許容できるときは、前記FECデコーダに前記送信パケットを送り、前記受信した送信パケットにエラーがない場合は、前記FECデコーダに前記送信パケットを送ることを特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項37 前記プロセッサは、各送信パケットの状態を示したステータス情報により再送信を信号で伝え、そのステータス情報は、前記送信パケットが破損している場合は不良状態を伝え、前記送信パケットが破損していない場合は良好状態を伝える情報であることを特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項38 さらに、前記命令により前記プロセッサは、破損した送信パケットの再送信を受信し、その受信した送信パケットを前記FECデコーダに送ることを特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項39 破損した送信パケットの再送信要求の信号を送信した後の一定の時間で、前記再送信された送信パケットを受信することを特徴とする請求項38に記載の受信装置。 請求項40 前記プロセッサは、前記受信したパケットにエラーがあるかどうか判断するために、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、前記送信パケットに関するインパルスノイズ情報を受信し、前記送信パケットに関するインパルスノイズ情報に基づいて、前記送信パケットが破損しているかどうか判断することを特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項41 前記送信パケットはDMTシンボルであること特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項42 前記FECデコーダはリード・ソロモン・デコーダおよびデインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくことを特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項43 さらに、前記命令により前記プロセッサは、ブランキング期間中は送信パケットを無視することを特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項44 さらに、前記命令により前記プロセッサは、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、インパルスノイズ情報を受信し、前記インパルスノイズ情報に基づいてREIN源に変化があるかどうかを判断するとともに、前記インパルスノイズ情報にインパルス長とIAT情報とが含まれているかを判断し、変化がある場合は、前記REIN源の変化がある前記インパルスノイズ情報にタイミングの情報の詳細があるかどうか判断し、タイミングの情報の詳細が前記インパルスノイズ情報にある場合は、前記タイミングの情報の詳細に基づいてブランキング・タイミング情報を調整し、そのブランキング情報を前記送信装置へ送信し、前記ブランキング・タイミング情報によって対応されたのではない前記REIN源の変化に基づいて必要なECCを判断し、前記ECCが前記必要なECC以下の場合は、前記FECエンコーダ(順方向エラー補正エンコーダ)を調整することを特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項45 さらに、インパルスノイズにより引き起こされたのではないエラーに応じたマージンを考慮して、前記必要なECCを判断することを特徴とする請求項44に記載の受信装置。 請求項46 前記ECCが前記マージンによって調整されることを特徴とする請求項45に記載の受信装置。 請求項47 前記FECエンコーダはリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記FECデコーダはリード・ソロモン・デコーダおよびデインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくものであり、シームレス・レート適応を起動することにより前記冗長を変更し、および/または、インターリーブ深さ変更メッセージを用いることにより前記インターリーブ深さを変更することで、前記FECエンコーダと前記FECデコーダを調整することを特徴とする請求項44に記載の受信装置。 請求項48 前記受信装置が前記インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールを備えることを特徴とする請求項35に記載の受信装置。 請求項49 インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、インパルスノイズ情報を受信し、前記インパルスノイズ情報に基づいてREIN源に変化があるかどうかを判断するとともに、前記インパルスノイズ情報にインパルス長とIAT情報とが含まれているかを判断し、変化があるかどうかの判断に対応して、前記REIN源の変化がある前記インパルスノイズ情報にタイミングの情報の詳細があるかどうか判断し、タイミングの情報の詳細が前記インパルスノイズ情報にある場合は、前記タイミングの情報の詳細に基づいてブランキング・タイミング情報を調整し、そのブランキング情報を送信し、前記ブランキング・タイミング情報によって対応されたのではない前記REIN源の変化に基づいて必要なECCを判断し、前記ECCが前記必要なECC以下の場合は、前記ECCを調整することを特徴とする方法。 請求項50 さらに、インパルスノイズではないエラーに応じたマージンを考慮して、前記必要なECCを判断することを特徴とする請求項49に記載の方法。 請求項51 前記ECCが前記マージンによって調整されることを特徴とする請求項50に記載の方法。 請求項52 前記FECエンコーダはリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくことを特徴とする請求項49に記載の方法。 請求項53 FECデコーダと、プロセッサと、命令が記憶されたプログラムメモリとを備え、前記命令により前記プロセッサは、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、インパルスノイズ情報を受信し、前記インパルスノイズ情報に基づいてREIN源に変化があるかどうかを判断するとともに、前記インパルスノイズ情報にインパルス長とIAT情報とが含まれているかを判断し、変化がある場合は、前記REIN源の変化がある前記インパルスノイズ情報にタイミングの情報の詳細があるかどうか判断し、タイミングの情報の詳細が前記インパルスノイズ情報にある場合は、前記タイミングの情報の詳細に基づいてブランキング・タイミング情報を調整し、そのブランキング情報を前記送信装置へ送信し、前記ブランキング・タイミング情報によって対応されたのではない前記REIN源の変化に基づいて必要なECCを判断し、前記ECCが前記必要なECC以下の場合は、前記FECデコーダを調整することを特徴とする受信装置。 請求項54 さらに、インパルスノイズではないエラーに応じたマージンを考慮して、前記必要なECCを判断することを特徴とする請求項53に記載の受信装置。 請求項55 前記ECCが前記マージンによって調整されることを特徴とする請求項54に記載の受信装置。 請求項56 前記受信装置がインパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールを備えることを特徴とする請求項53に記載の受信装置。 請求項57 前記FECデコーダはリード・ソロモン・デコーダおよびデインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくことを特徴とする請求項53に記載の受信装置。 請求項58 ECCを有するFECエンコーダと、再送信メモリと、プロセッサと、命令が記憶されたプログラムメモリとを備え、前記命令により、前記プロセッサが、インパルスノイズ・モニタリング/解析モジュールから、受信装置に関するインパルスノイズ情報を受信し、前記インパルスノイズ情報に基づいてREIN源に変化があるかどうかを判断するとともに、前記インパルスノイズ情報にIAT情報が含まれているかを判断し、変化があるかどうかの判断に対応して、前記REIN源の変化があるインパルスノイズ情報にタイミングの情報の詳細があるかどうか判断し、タイミングの情報の詳細が前記インパルスノイズ情報にある場合は、前記タイミングの情報の詳細に基づいてブランキング・タイミング情報を調整し、そのブランキング情報を送信し、前記ブランキング・タイミング情報によって対応されたのではない前記REIN源の変化に基づいて必要なECCを判断し、前記ECCが前記必要なECC以下の場合は、前記FECエンコーダと前記受信装置内のFECデコーダを調整することを特徴とする送信装置。 請求項59 さらに、インパルスノイズにより引き起こされたのではないエラーに応じたマージンを考慮して、前記必要なECCを判断することを特徴とする請求項58に記載の送信装置。 請求項60 前記ECCが前記マージンによって調整されることを特徴とする請求項59に記載の送信装置。 請求項61 前記FECエンコーダはリード・ソロモン・エンコーダおよびインターリーバを含み、前記FECデコーダはリード・ソロモン・デコーダおよびデインターリーバを含み、前記ECCはリード・ソロモンの冗長および/またはインターリーブ深さにもとづくものであり、シームレス・レート適応を起動することにより前記冗長を変更し、および/または、インターリーブ深さ変更メッセージを用いることにより前記インターリーブ深さを変更することで、前記FECエンコーダと前記FECデコーダを調整することを特徴とする請求項58に記載の送信装置。
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